Friday, August 14, 2009


「終戦と外国人観光業界」


8月15日は終戦記念日。


1945年戦争が終わり、アメリカ軍が日本に駐留し、京都や大阪にもアメリカ兵が日本のお土産を買いに来るようになりました。


心斎橋のそごう百貨店はアメリカ軍のPX(購買部)となり、京都シルク株式会社の前身「木村貿易商会」はここに出店。


創業当時の京都シルクのお店


米軍兵で賑わうPX(購買部)


その後、米軍基地のあるグリーンパークPX(武蔵野)・府中PX・横田PX・ジョンソンPX(入間基地)・立川PXに出店し東京に進出するようになりました。


日本が平和になり次々と米軍基地が閉鎖になると、外国人観光客が多かった原宿や銀座に出店。


外国人で賑わう京都シルクのお店


東京オリンピックの開催で外国人観光客は格段に増え、翌年の1965年(昭和40年)に京都シルク株式会社を設立。


大型ジェット機の就航により外国人観光客は益々増加し、1967年(昭和42年)日本の伝統工芸品やお土産を販売する店舗が共同で出資し京都ハンディクラフトセンターを設立。


1970年(昭和45年)には大阪万博が開催され、多くの外国人観光客が来店するようになりました。


1ドル=360円だった為替レートは1971年のドルショックを経て変動相場制に移行。


それでも外国人観光客は増え続け、1985年(昭和60年)京都ハンディクラフトセンターへの年間来館者数は19万人を越えました。(当時の平均為替レートは1ドル=218円)


その後のテロや戦争・サーズ・世界同時不況・新型インフルエンザなどの社会不安が発生するたびに、外国人観光客が激減し店を閉鎖せざるを得ない同業社もありました。


その反対に、大型国際会議の開催や国際スポーツイベントが開催されると外国人観光客は増加します。


戦争やテロがなくなり、平和で国際交流が盛んな地球になることを願っています。


そして私達の提供するお土産品が、平和促進のお役に立てれば幸いです。


 


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