Monday, January 07, 2008


「日本のお土産屋から見た世界経済」


1949年(昭和24年)外国為替相場が1ドル=360円と定められる。


この時代は日本に駐留するアメリカ軍基地の米兵を中心に日本のお土産品が売れていた。


日本が平和になり、東京オリンピック、大阪万博で外国人観光客が増え始めた。


1ドル=360円時代は、アメリカの景気が良く、お客様のほとんどはアメリカ人でした。


為替レートが変動相場制になり、昭和50年代には南米の景気が上向き、アルゼンチンやブラジル、メキシコなどからのお客様が増え始めた。


石油の高騰からオイルマネーを持ったアラブ諸国や西ヨーロッパからもお客様が増えてきました。


昭和60年代は日本がバブル景気に沸き、円高ドル安へとすすみ外国人観光客は減少した。


平成元年(1989年)ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終わると、ロシアや東ヨーロッパ諸国からもお客様が来られるようになりました。


1999年(平成11年)欧州各国の通貨がユーロに統合され、ヨーロッパの景気上昇に伴いヨーロッパからの観光客が増えてくる。


2001年の同時多発テロや2003年のイラク戦争やSARDSの時は外国人観光客は減少する。


近年はアジアの好景気とビジットジャパンキャンペーンなどの影響で、中国、韓国、台湾、オーストラリアからのお客様が増加中。


アメリカ経済も一昨年までは上向きで観光客も増えていましたが、サブプライムローン問題が不安材料。


最近では、ヨーロッパや特にロシアからの観光客が目立って増えています。


又、原油高の影響でアラブ諸国からの引き合いも増えています。


ロシアとヨーロッパやアラブ諸国の景気のよさが伺えます。


京都シルクのお店には、世界中から観光客が毎日来店されます。


その時代の世界情勢によって、来店される外国人観光客の人数や出身国は変化しています。


世界が平和になり、世界経済が上向く事を願っています。


 


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